こんにちは。
まさに三寒四温といった毎日です。
今回は、ピアノ教室での使用教材に関してです。
使用教材は、向き不向きがございますので、
これだ、といったものはないのですが、
バイエル、この教本だけは使用しません。
理由は、大変効率が悪いからです。
現在は、学校の勉強、クラブ活動、そのほかの習い事、など、
大変お子様が忙しいです。
効率よくピアノが学べるよう、
十分に配慮しております。
他の教室からお切り替えいただいた方から、
よく、効率の良さお褒めいただきます。
ありがとうございます。
確かに、バイエルには、バイエルの良さもございます。
また、それ故の、デメリットもございます。
欧米では、バイエルは全くといっていいほど、使用されていません。
また、メトードローズ、こちらも使用しません。
理由は、ト音記号、ヘ音記号、同時に学ばせないからです。
ト音記号、ヘ音記号、簡単に申し上げますと、
ドの表記が異なります。
メトードローズは、はじめト音記号だけで、両手を学ばせ、
突然、ヘ音記号が出てきます。
ここで、お子様には、ドの表記が変わり、混乱が起こります。
当教室では、ト音記号、ヘ音記号、同時に学んでいきます。
真ん中のドを基準に、それぞれ、広げていくよう学んでいきます。
新しい教材は、どんどん出版されています。
当教室では、簡単に申し上げますと、
入門期の2大教材、バイエル、または、メトードローズ、使用しておりませんが、
新しい教材のメリットを十二分に取り入れております。
子供時代って、新しいことをどんどん吸収できる時です。
バイエルを全曲練習したって、バイエルが上手になるだけです。
バイエルで、似たり寄ったりのことを、しつこく学ぶより、
どんどん、新しいことを吸収していって欲しいです。
バロック期楽曲から現代期楽曲まで、完成度は8割でいいので、
完成度よりも、いろいろな数多くの楽曲に挑戦していって欲しい、
そのように考えております。
本物の作曲家の曲をたった1曲弾いたとしても、
その方が音楽性もずっとずっと豊かになります。
その中から、必ず、見出します。
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